紅色陰癬の症状
紅色陰癬になると、全体的に赤みを帯びた褐色の皮疹が見られるようになり、皮膚表面にザラザラした細かな凸凹が生じる事もあります。
正常な皮膚との違いは一目瞭然ですが、患部は少し痒みがある程度で、痒みがほとんど無いケースもあります。
紅色陰癬は、股下やお尻などの皮膚と皮膚が接触しやすい部位に発症します。
これは、皮膚が汗で蒸れる事が原因です。
原因となる細菌が患部に触れると必ず発症する訳ではありませんが、抵抗力が低い人や糖尿病の人によく見られる症状です。
紅色陰癬の治療には、患部を少しでも乾燥させる事が重要です。
皮膚が汗で蒸れると、皮脂や皮膚の垢(ケラチン)が細菌の栄養源となるため、どんどん増殖して症状を悪化させてしまいます。
股下やお尻の蒸れを防ぐには、通気性が良く蒸れない機能性下着がおすすめです。